遠隔診療~ポケットドクター~

遠隔診療とは　　診療サービス

導入の背景　　遠隔診療の流れ

遠隔診療とは

スマホ・タブレットのテレビ電話機能を利用し、オンラインで受診が出来る診療です。

当院では「遠隔診療ポケットドクター」アプリで、医師による遠隔診療を行います。

診療予約

スマートフォンやタブレットから

予約を行うことができます。

診療当日には予約のリマインド通知が来るため、

予約忘れを防止することが可能です。

診療

ビデオ通話を使って

診療を受けることができます。

通話中に高画質なスナップショットを

医師に送信することも可能です。

決済

クレジットカードをご利用いただけます。

薬・処方箋

処方箋や医薬品を

ご自宅で受け取ることができます。

発送状況はメールで

確認することができます。

＊オンライン診療の初診時には

向精神薬の処方箋はお出しできません

医療法人　然　みのりクリニック　診療サービス

診療科目一覧

脳神経外科

内科

配送料金

配送は行っておりません。

ポケットドクター　導入の背景

医療法人　然　みのりクリニック

蔵谷弘子医師

私は認知症サポーター医であり、坂出市認知症初期集中支援チームの一員です。当院には、比較的初期から中等度の認知症の方が受診されています。この初期から中等度の認知症の方では、自分が認知症であるという病識が乏しく、自ら受診することはほぼ不可能です。初回は家族がなんとかなだめて受診しても、継続した受診はかなり根気が必要です。また、せっかく受診しても、待ち時間が長く、途中で不穏になり、家族・介護者が周囲に気兼ねしてしまうこともあります。
一方で、認知症の方の様子をご家族や介護者だけから問診すると、ご家族や介護者の困りごとのみが前面に出てしまい、ご本人の本来の状態が見えないことがあります。
このような経験から、実際の外来での診察と遠隔診療を組み合わせることで、ご本人・ご家族・介護者の受診へのストレスを軽減、また、医師もご本人・ご家族・介護者から、毎回情報を得ることが可能になると考えています。

更に認知症だけではなく、高齢者の介護者は、嫁や娘といった女性であることが多く、介護だけでなく、家事や仕事、場合によっては育児といった様々な役割を担っていることが多くあります。もちろん、男性の方ではまだ現役で仕事をしている場合もあります。このような多忙極まりない中で、つい自分の体調不良を見過ごしてしまう、自分の薬をもらってくることを後回しにしてしまうことも起こります。高齢者を支える年齢層の方々こそ、生活習慣病のしっかりとしたコントロール治療を行うことが、将来、認知症や寝たきりになるのを防ぐために非常に重要です。またこのように介護にあたる方々は、介護上のストレスを多大に持っていることがほとんどです。遠隔診療を組み合わせることで、顔の見える、ストレスに耳を傾けられる時間を作り、生活習慣病の治療を継続していくことが可能になると考えます。

そして何より、育児や家事をしながら社会の一線で働く女性のために、と考えています。